賃貸経営を始める上での注意点や行う上での気をつけたいポイント

老後のことを考えて不動産投資を始めたいと思う人は少なくありません。特に家賃収入が入る賃貸経営は、資格は必要なく資金さえあれば比較的始めやすい方法といえます。しかし、何の予備知識もなく始めてしまうと、思わぬ落とし穴に陥る可能性もあります。賃貸経営にはそれなりの金額を投入しなければいけませんから、万が一うまくいかなかったら老後の資金を失い、生活に困窮することだってありえます。それでは何のために投資をするのかわかりません。投資に確実に稼げるということはありませんが、最低限どのような点に注意をするべきか、失敗しないためにはどんな準備をしておくべきか、といったことをよく理解して堅実な賃貸経営をしていくことが大切です。では、どのような注意点があるのか見ていきましょう。

入居者はいつでも決まるわけではない

賃貸経営をするときには、まず家賃収入が入るということを前提として考えてしまいます。しかし、入居者は賃料の設定が適正かどうか、近くに学校や職場などがあるか、というように様々な要因が関係してきます。どれだけいい建物だったとしても、人口が減っている地域にある物件では、需要が先細りすることが目に見えています。入居者がいなければ、当然のことながら家賃収入がなく、物件を手に入れるための費やした費用や維持管理をするための費用だけが重くのしかかることになります。賃貸経営を続けていけば、赤字になるという状態は絶対に避けなければいけません。そのようなことにならないためにも、徹底的に情報収集をして、賃貸物件に対する需要があるのかを確認しましょう。そして、世帯数や世帯当たりの人口をもとにファミリー層が多いのか、単身者が多いのかといった分析を行い、賃貸経営をする物件の間取りを決めるのです。

維持管理をするためにどのくらいの費用が掛かるのか

賃貸運営をしていく最適な間取り、立地の物件が見つかったとしても、すぐに手を出すのは早計です。入居者が入りやすいように、建物の外壁を塗りなおしたり内装に手を加える必要があるからです。また、建物は何十年も住むことが出来るとしても、必要な時に修繕していくことが前提です。エアコンや給湯器などの設備を設置しているので、その修理費や新しい製品との交換費用も考えなければいけません。そういった維持管理をするための費用は、その時々に考慮するということになれば、いざというときに物件のローンや税金なども重なり、かなりの負担増で苦しい思いをすることになります。臨時で必要となる費用も併せて、手元に十分な余裕がなければ、最終的に賃貸経営は失敗します。最初に維持管理費を含めた収支のシミュレーションを行い、将来的なリスクがどのくらいあるかどうかを確認しましょう。